SUPER FORMULAulat ng lahi
2018 Rd.6 in 岡山国際サーキット
2018年9月8日(土)~9日(日)予選8日(土)天気:雨時々曇り コース状況:ウエット 気温:21℃ 路温:27℃
決勝9日(日)天気:雨 コース状況:ウエット 気温:23℃ 路温:24℃
早いもので、全7戦で争われるシーズンも終盤、第6戦を迎えた。決戦の場はUOMO SUNOCO TEAM LEMANSにとって相性が良い岡山国際サーキット。しかもチームは上り調子、第3戦から3レース連続でトム・ディルマンか大嶋和也が8位以内入賞、ポイント獲得を続けている。決勝レースでは実力を発揮、下位から上位に這い上がる雄姿を見せる。表彰台獲得は予選順位のポジションアップが課題。
そんな中予選日、朝のフリー走行ではディルマンが初めて走行するコースでトップタイムを叩き出し、チームにとって幸先の良い出だしであった。
Kwalipikado
Kotse No. 7 Tom Dillman
予選結果:19位(予選Q1ベストタイム:1分57秒432)
予選の時間帯は雨模様で、路面は朝のフリー走行に引き続きウエット。19台ものマシンがアタックへと向かった。朝のフリー走行でトップタイムを叩き出し、期待がかかったディルマンだったが、アタックに入る前にコースアウトを喫し予選終了。
8号車 大嶋和也選手
予選結果:11位(予選Q2ベストタイム:1分26秒811)
大嶋はQ1で1分27秒805をマーク、Q2に駒を進めた。路面状態が多少は良くなったQ2はQ1より約1秒タイムを縮め、1分26秒811をマークしたものの、Q3通過ラインに0.249秒及ばず11位という結果となった
pangwakas
Kotse No. 7 Tom Dillman
決勝結果:リタイア(21周完了/所要時間:45分58秒422、ベストラップ:1分31秒170)
決勝日は終日雨、しかも強まったり、弱まったりする雨足に翻弄され、サポートレースはスタートするもののSC(セーフティーカー)先導による隊列走行でレースを終了。スーパーフォーミュラも朝の段階でタイムスケジュールやレース距離の変更が発表された。決勝フォーメーションラップ開始予定時刻は当初より10分早い13:55、レース距離も50km短縮の200km、54周へと改められ、競技最大時間は70分の設定となった。
その後もさらなる開始時刻変更が続き、実際にレースが始まったのは1時間遅れの14:55、SC先導でのスタートである。スタートできない車両があったためディルマン選手が18番手にポジションアップ。SCランは7周目に赤旗中断となった。長い中断の後にSCランで再開されたレースは、12周終了時にSCが撤収、実質的なスタートを迎えた。決勝日、朝のフリー走行でも3番手タイムを叩き出した絶好調のディルマンは本領発揮、オーバーテイクショウを披露。20周までに13番手にまで浮上、10番手争いする集団に追いつき、22周目最終コーナーで15号車と接触、ディルマンはグラベル(非舗装路面)に捉まり、無念のリタイアとなった。
8号車 大嶋和也選手
決勝結果:16位(所要時間: 1時間12分21秒071、ベストラップ:1分31秒858)
他車にグリッドダウンペナルティがあり、大嶋は10番グリッドへと繰り上がって決勝SCスタートを迎えた。赤旗中断からのSCラン再開、そして実質的スタートの後も大嶋は10番手をキープ。しかし、前を走る16号車を攻めきれない。そうこうするうちに後続も迫ってきて、数台での接戦混戦に。ディルマンのアクシデントによるSCランが入り、26周終了時にレース再開、この時8号車は36号車との接触でトラブルを抱えていた。大嶋は27周目に12番手に後退、翌周に18番手まで後退してしまう。大嶋と36号車の接触について検証があり、36号車はレース後に30秒加算ペナルティを受けた。レースは他車のストップでまたもSCラン、そのまま70分の制限時間を迎え34周で終了。残念な展開となった大嶋は最終結果16位だった。
Mga komento mula sa mga manlalaro at coach
Tom Dillman
レインセッティングのマシンは速かったですし、私自身もフリー走行では速さを見せることができたと思います。レースでもほぼ最後尾のスタートからオーバーテイクをしていき、トップ10近くのポジション争いまで到達できましたからね。さらに上位を狙っていったのですが、結果は残せませんでした。ただ、前戦もてぎでの予選Q2進出、そして今回のレインでの好感触と、手応えは確実に増してきています。
Kazuya Oshima
レースでは前のマシンに引っかかったり、後ろから仕掛けられたりという状況で、とにかくゴタゴタした展開になってしまいましたね。いずれにしても今回はレインでのペースがなかなか上がらず、攻めるというよりは防戦一方のレースで、悔しい思いのする一戦でした。最終戦の舞台である鈴鹿に関してはチームと一緒に解決すべき課題もありますが、今季最高の順位で終われるよう、頑張ります。
Direktor Tatsuya Kataoka
このところ決勝ではどちらかが必ずポイントゲットし、いいレースが続いていたわけですが、やはりここは最高峰カテゴリーですから、毎回毎回うまくいくものではありません。ただ今回も、トムがウエットコンディションで速さを見せてくれたことは良かったと思います。レースでのアクシデントについては、レース距離も短くなったなか、攻めていくしかないというところで起きたものでしょう。残念です。
もとを辿れば、予選Q1でコースアウトして流れを失ってしまったことがすべてですね。トムに関しては今回、実に惜しいレースでした。大嶋の方は、残念ながら今回はウエットでの速さを引き出せるマシン状態ではありませんでした。これはチーム全体としての課題です。今季も残すは最終戦の鈴鹿のみになりました。思い切り戦いたいですね。シーズンの最後まで、ご声援よろしくお願いいたします。